あんまりな

代表選手が多くいるのはクラブとしては名誉なことですが監督は大変です。
セビージャは今週の代表戦に7人の選手を送ったそうですが
(ゲルザコフはやはり代表戦なかった由。モスケラも行ってないらしい)
そのうちルイス・ファビアーノとドラグティノビッチ、ファシオの3人が
木曜日の練習に参加しなかったという。
ドラグティノビッチは18時半からの練習時間に間に合わなかったもよう。
さらにたいしたことはないということですが代表戦で怪我(打撲らしい)をしたので、
もう少し様子を見たいとのこと。
このため土曜日のバルセロナ戦出場は厳しいだろうとABCは書いています。
ルイス・ファビアーノは練習時間までには戻ってきましたが
ほぼフル出場した試合と移動の疲れのため練習は回避したということです。
ファシオはロス・アンヘレス(スペイン語読みだ)で試合をしたため当然練習には間に合わず。
今日の最終練習の様子を見て出場できるかどうか決めるんですって。
この人も90分間フル出場してるのよねー。
例によって最終ライン大ピンチ。
モスケラが出場停止なので計算できる選手はエスクーデとダニエウ・アウベスだけ。
上記の通りドラグティノビッチとファシオは危ないし、
ブラルースはまだグループ練習はしていないと言うし。
ロロの調子が良いらしいことだけが救い。
ドラグティノビッチが駄目だと左サイドバックもおらんのです。
しかしアウベスの警告が取り消されて良かった。ここもバックアッパーいないし。
でもまあ、どうにか遣り繰りしてくるでしょ。


ソシエダは“保健室”の常連であるスコウボと
まだ100%には程遠いというカルロス・マルチネスのほかにエルストンドがPARTE MÉDICO入り。
医療用語がよく解りませんが座骨神経が圧迫されていて左脚や臀部あたりが痛いらしい。
暫く様子を見ようということでDiario Vasco は日曜日の試合出場は難しいだろうと書いています。
アラベス戦では試合終了間際の決勝ゴールを挙げたりしているし、
この人がきちんと試合を作れればチームの調子も良いので、ここで離脱されると痛いっす。
それにオンナが悲しむぜ。
ここからは実にクダラナイ話になりますが(これまでもクダラナイけど)、
アタクシと友人はエルストンドのことを『オンナゴロシ』と呼んでいます。
12月のセビージャ・アトレチコ戦の時、スタジアム入りするソシエダをホテル前で見物したのは
4人でした。
アタクシと友人の日本人2名、30代前半と思しき男性と20歳前後の女性のスペイン人2名。
なにせ人数が少ないから恥ずかしい。
自分たち4人は挨拶したあと共犯者めいた笑みを交し合ったものです。
そんなことをしているのに友人が「あのおねーちゃんは誰のファンだと思う?」と問う。
自分は常識的に「24番(プリエト)か7番(ウランガ)」と答えました。
(ここでは固有名詞は出しません。発音が悪くても誰のことを話しているかバレるから。
当然ラバカさんは6番だ)
正解はご想像通りエルストンド。
エルストンドはいつも驚いたような顔をしているのでこれまで『びっくり坊や』と呼んでいたのですが
これを改めて『オンナゴロシ』の異名を奉ったのでした。
たまたまその日現れたのがエルストンドファンであったというだけで(それもたったひとり)この不運。
そんなこと言えばアタクシに写真とサインをねだられたラバカさんは
『ババアゴロシ』または『東洋人ゴロシ』となってしまうのですが…。

東洋人に妙な渾名を付けられた不憫なエルストンド。アラベス戦から。  diario vasco より