13日目

2009.4.1


日本を発つ前気温の高い日が続いた。
スペインも暖かかろう。
前半はアンダルシアだし、バスクに着く頃は4月になるしということで
スプリングコートで来てしまいました。
ところが南部では太陽が出ているときは暑いけど日が沈むとぐっと冷える。
サン・セバスチャンでは日が射してても寒い。
セビージャでもサン・セバスチャンでも暖かい衣類を購入しようと店に行ってみたけど、
もう春物しかないのだ。
おかげで2日前に買ったソシエダのジャケットには助けられました。
地元のおじさんも4月になったのに寒いねぇと言っていたから
普段はもう少し暖かいのかもしれないけど今は寒い。
そんな寒いのに本日のソシエダの練習は風が吹き荒ぶ丘の上のグラウンドで。
ソシエダの練習場にはグラウンドがたくさんあって日によって場所を変えてるようだけど
風の強い寒い日に一番上にあるグラウンドを使わんでも…。
そんな日ですが、昨日より見学者が多い。
さらに今日は「ちびっ子ふれあいの日」だったらしく小学生が大勢来ていてうるさいうるさい。
子供たちの人気者はネジャティ。
「ネカティ」コールが響き渡る。
丘の上のグラウンドには固定したゴールマウスしかないらしく選手自ら
移動用ゴールを運んで来ました。
帰りももちろんみんなでおかたずけ。
紅白戦でドラメとぶつかったラバカさんが膝を痛めたようで心配しましたが
大したことはなかったもよう。
ところでアタクシはさっきから寒い寒いと言ってますがラバカさんとエストラーダは半袖なのだ。
最初は長袖なんだけど、あたくしがスプリングコートの下にジャケットを着込む頃、
ヤツラは上着を脱ぐのだ。
エストラーダなんて帰宅時も半袖でっせ。
練習後選手を待っていたらまたエスコバル医師に捕まる。
「木曜日か金曜日に我が家に食事に来ませんか」だって。
お断りしたけど、そんな気軽にどこの馬の骨とも知れない外人を招いていいのか?
家族は嫌なんじゃないかしら。
前日は電話番号を教えてくれるし、そんなに日本人好きか?
ドクターとお別れしたあと昨日撮り逃したヘラルド、マルコス、セルヒオの写真撮影に成功。
アンソテギは失敗してしまった。
それとホテルに戻ってから気づいたけどカルロス・マルチネスもない。
前日は違う出口から帰っちゃったし、今日はすっかり忘れていた。
最後の大仕事は昨日買ったユニフォームにラバカさんのサインを貰うこと。
怪我したはずなのに上機嫌で足取りも軽く出てきましたですよ。
首尾よくゲットして安心したもんだからあとのことは忘れちゃったんだな。

膝を痛めたラバカさんのニュースがローカルテレビで放映される。
字幕はバスク語だす。