15日目

2009.4.3


今日もソシエダは非公開練習。
昨日に続いてエイバルに行こうかと考えたけれど
当初の予定通りアスペイティアに行くことにする。
ここはラバカさんの(ついでにアランブルの)出身地だ。
実は前回も行ったけど滞在時間5分で引き上げたところ。
と言うのもアスペイティアに行きたいと各バス会社に尋ねたら
「知らない」「我が社では行ってないけど他所ではあるかもよ」
「エイバルで乗り換えるんじゃないかな」との返事。
最後の言葉を信じてエイバルに行ったら9時の次のバスは15時半発という
素晴らしいタイムスケジュールなのでした。
それでエイバルを彷徨い、スタジアムまで覗いたわけです。
やっと来たバスに乗ってアスペイティアの地を踏みましたがバスは直ぐ折り返し、
次の便は2時間後とのこと。
夕闇迫ってきたし疲れてもいたので「もう帰るの」と運転手さんに笑われながら
乗ってきたバスで引き上げたのでした。
今回は事前にバッチリ勉強して行きました。
まずサン・セバスチャンからエウスコ・トレンに乗りスマイアまで行く。
スマイアから1時間に1本出ているバスに乗る。
運転手さんに「アスペイティアのセントラルに着いたら教えてね」と頼んでおくと
きちんと降ろしてくれます。
バスを降りてから本能の赴くままに歩いていたらスタジアムに辿り着いてしまった。
扉が開いているので勝手に闖入。
中にいたおじさんに「見学して良い?」と聞くと快諾してくれた。
訳が分からぬまま撮影しましたが、これがラグン・オナクのホームスタジアムだったのです。
ラバカさんがソシエダの前に所属していたチーム。
その後町を彷徨い食事をしたり、スーパーで買い物なんぞをしていたら
帰りのバスに乗り遅れてしまった。
しかしアタクシ悪運強いです。
時間はあるし反対方面へ行くバスに乗って隣町を徘徊しようかと考えていたら
『DONOSTIA』と行き先を掲げたバスが来た。
えーっ、直行便あるのかよぉー。
俺は何を勉強したんだーと心の中で叫びながら乗って帰ってきました。
次のスマイア乗換え便より1時間半早く、乗り遅れた便よりも30分早く
サン・セバスチャンに着きました。
おまけにバス停はホテル前だし。
次からはこれをご愛用だな、ってまた行く気かい。
バスク地方、特にサン・セバスチャン周辺は生活水準が高そうですが
アスペイティアも同様(それ以上かも)で
このあたりで大事に育てられたソシエダの選手が坊ちゃんくさいのはしかたないなと
思ったのでした。

ラグン・オナクのホームスタジアム