嫌いだけど気になる

今シーズンは4回も催行されたアンダルシアダービーも無事?終わりました。
支配者であったセビージャファンは被支配者であったベティスファンほど敵愾心は持っていないのでは、
と以前書いたことがありましたが、やっぱり好きではないようです。
ほんの一例を。
初めてセビージャの練習場に行く前のこと。
セビージャの練習を見たい、と思ったけど場所は知らなかったのです。
そこでサンチェス・ピスファンの中にある事務所に聞きに行きました。
勝手に入っていいのか暫く偵察していたのですが、職員とは思えないお兄さんが出入りしているし
買い物袋を提げたおばちゃんも入ったので一緒について行きました。
中はカウンターになっていてWELCOME状態でした。
バスの路線図を見せながら練習場はどこか聞きました。
職員のお兄さんはまずスタジアムを指して「今ここ」と言いました。
知っとるがなと思ったけど素直に「はい」。
次に指をずーっと下のほうに滑らせます。
この地図は『北』が上ではなく、『東』が上になっています。
つまり西のほうに行ったのですが、そちらは市の中心部になります。
あれ?と思っていたら指は右に進路変更。
ん?そっちに行くとベティスの練習場があるぞ、近くなのか?と思ううちに
ニート・ビジャマリンに辿り着き、そこで停止。
ベティススタジアムを突きながら「ちっ」と舌打ち。
そして思い直したように指は右上に上がっていき、「ここよーん」と教えてくれたのでした。
ご丁寧に『CIUDAD DEPORTIVA SEVILLA F.C.』と大きく書いてくれました。
おかげで街中で地図を広げるとき、ちょっと恥ずかしいのであります。