La llegada de Lasarte

ソシエダは来季の監督を発表しました。
マルティン・ラサルテ (Martín Lasarte)。
以前から噂はありましたが、ソシエダプリメーラに復帰できればリージョ監督続投という
契約だったようで、昇格不可となった今、正式発表となったようです。
ラサルテさんは1961年3月23日生まれの48歳、ウルグアイ人。
選手時代にデポルティーボで、監督としてコロンビアとアラブ首長国連邦での経験も
ほんの少しあるようですが、ほとんどウルグアイで活動してきた人のようです。
結構タイトルも獲ってるようですが、もちろんアタクシは存じ上げません。
噂が出始めた頃“Lasarte”という単語を見て、
なんであの地名がやたら出てるのかと思ったくらいです。
ソシエダの練習場・スビエタの最寄り駅がラサルテ(正式にはLasarte Oria)というのですよ。
最寄り駅と言っても練習場までは徒歩20分ほどかかりますけど。
就任は7月1日ということですが、それまでは誰がトップチームの指揮を執るんだろ?
引き続きリージョさんっすかね。
第二監督&フィジカルコーチも交代だそうです。
当然フロントと新監督の間でチームの方針、選手の獲得・放出の検討がなされるわけで
それが現監督に「あの選手を試して」と依頼があるなら(リージョの感情は別にして) まだしも、
リージョがつんぼ桟敷に置かれていて、且つまだ指導しているのであれば
来季を睨んでの練習、試合ができないのでは?
思いっきり消化試合、敗戦処理投手やね。
選手は新監督に良いとこ見せようと張り切るかもしれないけど、…って書いて思った。
ソシエダの選手ってそんなタイプじゃないわ。
リージョが去ることによって一番痛いのはアブレウもいなくなるってこと。
少し前に「リージョが監督でなくなったら僕もソシエダには残らない」って言ってましたから。
でも決まっちゃったしな。
とにかく練習場の最寄り駅と同じ名前の監督に決まったってことは縁起が良い、
と、無理にまとめてみました。
もっともあの駅を利用してスビエタまで通うヤツって
東洋人のおばちゃん(俺だよオレ)以外にいそうに無いけど。


新監督決定のニュースの陰で扱いが小さくなったラバカさんのインタビュー。
    今シーズンはとても残念な結果に終わってしまった。
    他のシーズンだったら今僕たちが獲得しているポイントで
    ラ・レアルはもっと好位置に付けていただろう。
    だけど今シーズンはこのポイントでも昇格することはできない。
    それとは別に審判の判定、怪我、僕たち自身のミスなど
    胸に留めておかなければならない。
    なぜならまた同じような状況になったとき、来シーズンは改選して
    悲しい結末を迎えないようにするために。
    すべての面において。
    (ラバカさんとしてはソシエダ・トップチームで7人目となる監督について)
    不運にも僕たちは監督交代には慣れているので
    新しい指揮官の下でプレーすることが問題なるとは思わない。
    僕たちはゼロから始めなければならない。
    僕たちはここで降参したりしない。
    来シーズンもポイントを加え昇格できるように頑張るだけだ。
mundo deportivo より
来季からソシエダの指揮を執るマルティン・ラサルテ