FWがおらん

セビージャは本日サン・マメスでビルバオと対戦。
ビルバオの監督は今のセビージャの礎を築いたホアキン・カパロス。
Estadio Deportivo はセビジスタの戦いなんて書いてます。
この試合では久しぶりに『チームと一緒にサン・マメスに行こう』ツアーを実施しています。
325ユーロから。
そんなことはどうでもいいんだけど、どうでも良くないのは遠征メンバーでして。
メンバーは次の方々。ここから1名外れます。
De Sanctis, Vargas,
Lolo, Crespo, Daniel, Escudé, Fazio, Mosquera,
Maresca, Adriano, Duda, Renato, Martí, Poulsen, Capel, Jesús Navas, De Mul,
Chevantón ,Juanjo.
中盤は相変わらず豪華です。ケイタが抜けても屁でもありません。
ヒンケルが移籍し、ドラグティノビッチが出場停止の最終ラインは心細いですが、
ここはいつもこんな調子でやってきたのでなんとかなるでしょう。
FWが2名。しかもひとりはアフリカ選手権対策として先日登録されたばかりのファンホ。
カヌーテとコネはアフリカ選手権。これは想定内です。
ルイス・ファビアーノは出場停止です。
もう少し考えて黄紙貰えと言いたくなりますが、仕方ありません。
ケルザコフは足首捻挫で召集漏れ。
今シーズン開幕時に登録されたFW4名全滅です。
アフリカ籍選手をEU枠選手扱いにするという特例のおかげでコネがEU選手となり
チェバントンが外国枠選手として途中登録されましたが
もしこの規定がなかったらチェバントンは出場できなかったわけで、そこはまだ運があるというのか…。
しかしファンホもこんなに早くお呼びが掛かるとは思わなかったでしょうね。
試合には最近FWとして使われることの多いレナトヘスス・ナバスorマレスカ
トップ下として起用すると思うけど
実家がビルバオに近いというサンタンデール出身のファンホも見てみたいっす。


これまたビルバオに近いサン・セバスチャンで試合をするソシエダの相手はアラベス
アラベス1921年創設でセグンダセグンダB在籍が長いチームですが、
ここ10年突然開花しリーガ上位に進出、
あまつさえUEFA杯準優勝までやってのけましたから
下手なプリメーラのチームよりもご存知のかたは多いはず。
いやぁー、あの00-01シーズンはすごかったですねー。
前年リーガ6位になってUEFA杯出場権を得たは良いけど、
唯一のスターだったフリオ・サリナスが引退してどうやってUEFA杯戦っていくのかと
思いましたが無名の選手たちがあれよあれよの快進撃で決勝まで進出。
(ジョルディ・クライフもいたから無名人ばかりというわけではないけど)
準決勝のカイザースラウテルン戦なんてトータルスコア9対2ですぜ。
決勝は延長戦の末、ジュリのオウンゴールリバプールに負けてしまいましたが、それだけに印象的。
ピンクユニを着ていたアラベスが決勝では青と黄のユニフォームを着用。
なんだボカのパクリじゃんと思ったのですが、
そこには全ソシオの名前がプリントされていると知り涙涙…。
いかん、また昔話だ。
この活躍で選手が引き抜かれたりして以後は普通のチームになっていくわけですが。
近年話題になったのはピーテルマンが経営権を握ったことくらいかな。
準優勝メンバーで残っているのはアストゥディージョくらいですかね。
当時はバリバリの若手だった彼が05-06シーズンにキャプテンマーク巻いて出てきたときには
時の流れを感じました。
他にはマテオ(オサスナ)、ガスパール(アトレチコ、バジャドリ)、タランティーノ(ビルバオ)、
パブロ・カサル(ラシン)、エドゥ・アロンソ、アガンソとかアタクシ好みの選手が数多くいます。
つうかアガンソ、また所属チーム変わったのか…。
それからここには元バルサのGK・ボナーノがいましたが、昨日付けで契約解除をしたようです。
チームは現在24ポイントで14位。
ソシエダは今のところ順位も上だし相性も悪くないはずなのできっちり勝っておきたいところです。
この試合を“ダービー”と銘打っていろいろアトラクションも用意しているようなので
“絶対に負けられない戦い”なのですが、そこでコケちゃうのが芸達者なソシエダ
新加入のメリダもベンチ入りするみたいだし、しっかり頼みますよ。

UEFA杯決勝でオウンゴールをしたジュリ。好きだったので載せてしまいました。