2016.10.31 LaLiga Santander 第10節
デポルティーボ 1‐1 バレンシア
マルティ監督、クラブ誌でのインタビュー。
・個人評価
とても肯定的だよ。僕はいつもポジティブに考えている。
経験を積んだ今、テネリフェに来た1年前より
指導者として成長していると思う。
さらに前進できるよう挑戦し続ける覚悟はできている。
それはみんなの協力あってのことで感謝している。
・施設とサポート
ベンチから試合を見て分析しゲーム中に戦術変更をする、
難しいことだが素晴らしいスタッフたちのおかげで
ストレスを感じずに仕事ができている。
それに選手と一緒に働くことはとても簡単なことだった。
彼らは人間として素晴らしいし堅く団結している。
今まで以上にサポートを感じる。
街ではファンの皆さんが愛情を示してくれるし、
練習環境を良くしたいという僕の要望にクラブも応えてくれる。
・会長選挙
僕は選手としてテネリフェに来て以来クラブの株主でもあるし
テネリフェの大ファンだよ。
クラブは僕を信頼してテネリフェが上手くいくように良い仕事をして
僕をサポートしてくれている。
だから彼らは支持されたのだと思う。
・テネリフェ復帰
僕は世界一幸福な監督だと思う。
引退してわずか3ヶ月後にレベルの高いセグンダの
テネリフェの重要な場面で働くことができるなんて…。
これは困難ではなくチャンスだった。
こんな宝くじに当たるようなことはそうそう起こることじゃない。
プロサッカーの指導は簡単にできるものではない。
テネリフェに機会を与えられた僕はとても幸運だと思っている。
・目標
クラブと僕の目標は一緒だった。
良い試合をして良い結果を得、ファンに夢を与える。
まだそこまで至っていないけれど。
でも目標は変わっていない。
まず次の試合に勝利すること。
最終節に素晴らしいオプションに辿り着けるよう日々練習し試合する。
セグンダは長いが目標を失うことなく進んで行く。
・プリメーラ
セグンダの22チーム、どこにも昇格のチャンスはある。
現実的には(11節終了時)昇格にも降格にも5ポイントの差がある。
どのチームでも昇格のチャンスがあるが同時に降格の危機もある。
カテゴリーは厳しくて予算の違いもあるが予算を言い訳にはできない。
・選手
素晴らしい選手たちがいて彼らを起用することを誇りに思う。
とても安定していてバランスが良く大きな選択肢を与えてくれる。
昨季より良いか?
そう思う。すべてのポジションで競争があるから。
彼らを指導できることを誇りに思う。
・活力
全試合最後まで全力を尽くしたことは事実だが
ポイントを獲得しないと生き残れないのは明白だ。
大事な時にミスを犯したこともある。
これをなくすことも必要だ。
彼らのやる気と信頼を要求し、
とらわれ過ぎないようにしなければならない。
試合中に心理的な影響が出ないように
感情面、戦術面でのトレーニングが必要だ。
選手が不利な状況を克服することができるように管理することも必要。
・成績
上位に行くためには勝利し3ポイントを獲得することなので
ホームでの引き分けは今の成績を反映している。
我々はホームで負けていないというのは事実だ。
しかしあまりにもホームでの勝ち点を失い過ぎた。
上位にいるチームはホームで強いチームだ。
得点できないと勝利は難しいということだ。