Desde Japón

ジローナのスタジアムでミランデスファンの御夫妻に
声をかけられた理由が分かった。
ワタシ、新聞に載ってるじゃん。
ミランデスの練習を見てる時に地元紙の記者から
「そんな理由でミランダ・デ・エブロに来た日本人はいない。
 珍しいから記事にしたい」と言われた。
もちろん断った。
しかし2日間、練習を見ながらずっと話をした。
最後に
ミランダにはスペイン人観光客さえほとんど来ない。
 それが遠い日本から来てくれて、さらにミランデスを知っていてくれて嬉しい。
 やはり記事にさせてくれないか」と言われた。
それならば
  ・多くのリーガファンはミランデスというクラブがあることを知っている。
  ・ミランダは見どころは多くないかもしれないが素敵な場所もあるし
   人々が親切でとても印象が良い街だ。
と、日本人観光客が言ってたと書くなら良いよと返事した。
ところが奥さん、全て書いてあるじゃないですか。
私が日本のどこから来たか、なぜミランデスを知ったのか、
マルティとガランのファンであること (これは誰にも言うなと念を押したのに)。
ポンフェラーダに行ったことも。
その中にジローナ対ミランデスを観に行くかもしれないと言ったことが書いてある。
ダメ押しは写真が載ってること。
最初に写真も記事になることも断ったから隠し撮りされてる。


ミランデスのニュースを読んだら話をした記者の記事だった。
「ニセモノじゃなかったんだ。他にどんなこと書いてんだろう」と探したら
テメエの記事に行き当たったんですね。
驚いたし、何てことしてくれたんだと思ったけどすぐ笑っちゃいました。
ひとつはさすが記者、という賞賛。
正攻法が駄目なら側面から攻めるという手法。
大仰な表現もあるけど記事の内容は正確。
メモも取っていなかったのに本流と関係ないちらっと言ったことまで覚えてる。
頭良いのね。
もうひとつはすぐ近くで撮られてるのに全然気づかなかった自分の馬鹿さ加減に。
夢中で選手を撮影しているところを撮られております。
すんげえおマヌケ。
これは地方紙だからまだ良いけどこんな記事が載っちゃうと
あちこちでミーハーしにくくなる。
この記事に怒っちゃいないけど、ひとこと言いたい。
写真載せるなら実物以上にきれいに撮って〜。

こんな写真撮ってる時に撮られたらしい