Seis años sin ti

エスパニョールのダニ・ハルケが亡くなって今日で6年。
昨年コルネジャスタジアム見学ツアーに参加した。
選手がグラウンドに出て行く扉の横の壁に大きく21と記されている。
ツアーガイドはここで立ち止まり
「この21という数字は私たちにとってとても大切な数字です。
 何故だか解りますか」と問う。
ツアーで同行したデンマークの大学生3人組は首を傾げている。
ガイドは「知らないの?信じられない」という顔をする。
しかたなく私が「ダニ・ハルケ」と答える。
ガイドはほっとした様子で説明を続けた。
街の外れにあるこのスタジアムを訪れるサッカーファンであろう青年たちが
21番の意味を知らないことに驚いたが、ハルケが亡くなった頃、
彼らは中学生くらいだったのだ。
知らなくても不思議ではない。
それだけの年月が経ったのだ。

コルネジャの21番ゲートにあるハルケ像
同じ像が練習場にもある