A Segunda División A

来季セグンダAに昇格するのはカディスカルタヘナ
レアル・ウニオンビジャレアルBの4チーム。
今回昇格したのは海辺のチームばかり。
カディスプリメーラ経験もあるアンダルシアのクラブ。
カルタヘナムルシア近郊のカルタヘナを本拠地とする1995年創設のクラブ。
セグンダAです。
レアル・ウニオンは1915年創設(前身を加えるともっと古い)のバスク・イルンにあるチーム。
イルンという町は川を挟んでフランスと国境を接しており、
レアル・ウニオンのホームスタジアム・ガルから500mも行けばそこはもうおフランスです。
また一般的にサン・セバスチャン空港と呼ばれているオンダリビア空港も
スタジアムから1km以内にあります。
リーガ創成期にはプリメーラに在籍していましたが近年はセグンダBorテルセーラ生活が長く、
セグンダAは1964-1964シーズン以来45年ぶり。
今シーズン国王杯でRマドリーに勝利したのは有名。
同じギプスコア県に本拠を置くチームということでソシエダのアペリバイ会長も
スタジアム・ガルで観戦しレアル・ウニオン昇格の瞬間を目にしたそうです。
ソシエダも公式サイトで『心よりお祝いを申し上げます』と余裕のコメントを出していますが
来シーズン対戦したらころっとやられそうな雰囲気満々。
最後のクラブはビジャレアルB。
おなじみビジャレアルカンテラチーム。
我らがセビージャ・アトレチコは降格してしまいましたがビジャレアルB昇格により
セグンダAのほかのクラブは引き続きカンテラチームとの対戦という屈辱を
味わうことになります。
ところでセビージャ・アトレチコは公式戦をシウダー・デポルティーバという練習場で行い、
エルチェの監督を「我々はセグンダとはいえプロなのにあんなところで試合させるなんて」と
憤慨させていましたがビジャレアルBはどこでやるのかしら。
トップチーム使用のエル・マドリガルではなく練習場のスタジアム使ったら、
エルチェの監督の血管が切れるかも。

ビジャレアル練習場にあるミニ・スタジアム