今度の御褒美は

ソシエダで一番リージョ監督のことを知っているのは
シウダー・デ・ムルシアで指導を受けたラバカさんだということで
インタビューに呼ばれています。
新監督について
 「良いコンセプトを持っている。攻撃同様守備も重視する。
  選手に信頼をおき知識を与えてくれる人」
 「新監督は新しいコンセプトを持ってくる。
  しかしエルクレス戦を前に大きく変更することはないと思う。
     チームを変える時間的余裕はない」と釘を刺すようなことも言っています。
ついでにシウダー・デ・ムルシア時代のことに触れ
    「あの年はとても良い思い出。私の人生で特別な出来事だった。初めて家を出た」
以前のインタビューでも同じようなこと言ってました。
初めて家を出て、初めてセグンダでプレーし、初めて継続的に試合に出場し、
これまで同世代ばかりだったサンセではなく“大人”の選手がいるチームで過ごした。
さらにソシエダのように練習環境に恵まれていないということも新鮮だったようです。
しかし初めて家を出たってなぁ…。
今シーズン前にマンチェスター・シティに移籍したガリード
「初めての一人暮らしで大変」みたいなことを言ってましたが
ソシエダの選手って自宅(親元)通勤なの?
サン・セバスチャン出身の選手はそうかもしれないけどラバカさんやガリードのように
ちょっと離れた町の出身者はチームの寮かアパートまたは下宿してるのかと思ってた。
なるほど、ソシエダの選手を見るたびに思う育ちの良さ(というか甘さ)は
こんなところからも醸し出されてたのね。
disrio vasco より
リージョ新監督の説明を受けるソシエダのみなさん。
部活動のようです。


監督交代の記事ばかりで食傷気味なのですが、
そんな中次節の対戦相手であるエラクレスの移動ネタが面白かったです。
サン・セバスチャンには飛行機で来るそうです。
これは前節コルドバに勝った御褒美なのだそうです。
後半戦1勝しかしていないチームを憂いたエルクレスのディレクターが選手たちに奮起を促した、
対してフェロールまでバスで遠征した選手たちは勝利と引きかえに飛行機での移動を要求。
結果見事勝利し、サン・セバスチャンへの空の旅を勝ち取ったのでした。
因みにエルクレスの所在地はアリカンテ(バレンシアの西の方)、フェロールはラ・コルーニャ近郊。
逞しいわエルクレス。ニンジンがぶら下がってたら頑張るのね。
ソシエダ戦にも何か御褒美がかかってたら手強いっす。