スペインらしい

2007.3.24 欧州選手権予選
  スペイン 2−1 デンマーク


デンマーク戦の楽しみといえばグロンキアのクロス。
しかし今回は比較的まともなのが1本あっただけで、ちょっとつまんなかった。
もう少し笑わせてというか脱力させてもらいたかったぞ。
試合は相手が退場してからの30分間はスペインらしくて面白かった。
しかし後半になってどうしてああ変わっちゃうかね。
それもまたスペインらしいのだが。
そして監督がまた解らん。
チャビに代えてシャビ・アロンソを入れたときは、相手が体力勝負に出てくるとみて
その対策としての交代かと思った。
しかしアラゴネス監督のお言葉。スポーツナビから引用しました。
「勝利できたことはうれしい。しかし、後半はデンマークの攻勢の前に冷静さを失ってしまった。
ああいう展開でこそわれわれの持ち味であるショートパスをつなぐプレーをしなければならないが、
ロングボールで危機を脱することばかり続けてしまった。
正直に言えば、あのようなプレーで勝てたことは幸運だったと思う」
うわぁ〜、おじいちゃん、さっきお昼ごはん食べたでしょ。
じゃない。
そういう人材を起用したのは誰だ。
そういう交代を遂行したのは誰だ。
体調が悪かったとか、スタミナが切れたとか、本来の出来ではなかったとか、
交代には別の理由があったかもしれません。
でも戦術的交代ならやりたいサッカーと起用した選手の特徴は合っていないと思う。
いいのかこの監督で。
でも勝っちゃったから、まだ続くんだろうな。


ところでポールセン、セビージャでイイコなので芸風変えたのかなと思ってたら代表ではやってましたね。
モリエンテスを怒らせるなんざ、まだまだ健在ですな。
この試合、怪我もせず、怪我もさせずに終えてほっとしました。