20日目

2015.4.15 チャンピオンズリーグ・準々決勝第1戦
   パリSG 1‐3 バルセロナ



楽しかった旅も終わり。今日帰国せねばならん。
しかし初っ端からトラブルが。
空港行きの電車が来ない。
事故かなんかでL2 (空港線) とL9が遅れているらしい。
1本前の電車まで普通に発着していたのに運が無い。
多少の遅れなら待つつもりだったが、しばらくしてアナウンスがあり
到着予定ボードから空港線が消えてしまった。
さて、どうしよう。
カタルーニャ広場かエスパーニャ広場まで行って空港バスに乗るか。
46番の路線バスに乗るか。
タクシーが一番楽だがあまり乗りたくない。
運転手さんとの会話が苦手なのだ (これは日本でも一緒)。
それにお金がない。
今回両替するとき少し足りないかなと思いつつ、
まぁ何とかなるだろうといういーかげん精神で来てしまった。
それが観た試合全部現金払い。
20〜30ユーロなのでカードでとは言えなかった。
どのクラブもカード対応していなかったかもしれない。
ルーゴでのバスチケット購入は現金でと言われた。
さらにアラベスオビエドの練習場へのタクシー代往復。
練習見学はとても楽しかったが緊縮財政下ではイタイ。
財布には22ユーロしかない。
日本円はいくらかある。
財布とは別に臨時用として確保している50ユーロもある。
だけど使いたくないのだ。
それに50ユーロ札の使用は歓迎されない。
しかし面倒くささが勝利しタクシーに乗った。
道路は通勤渋滞。
それにフェア会場で行われる見本市が混雑に拍車をかけるが
運転手さんは抜け道を通ってくれて空港には思ったより早く着いた。
なんとか搭乗できたが、斜めにしてもスーツケースに入らず
手持ちとなってしまったバルサのフラッグが邪魔。
丸めて畳んであるが航空会社のカウンターで「バルサだね」と言われた。
分かる人には分かるのだ。
ちょっと恥ずかしいぞ。

帰国したら2度と広げないであろうフラッグ