セビージャ、スタンケビシウスのインタビュー。 (2010.2.27付ABCより)
−5ヶ国語話せるんだって?母国語のリトアニア語、ロシア語、イタリア語、英語、
そしてスペイン語が少々。
リトアニア語は文法の観点から見たら世界で2番目に難しい言語といわれているんだ。
−スペインはどう?
こちらに来て1ヶ月ちょっと経ったけどよく似た言語であるイタリア語を
知っていたからとても助かってる。
−スペインとイタリアでプレーしたあなたに聞きます。
言葉は似ているけどこの2つの国のサッカーって違うんじゃない?
そう、そのとおり。全然違う。
イタリアはより戦術的な傾向にある。
ずっと守り続けてプレッシャーがとても大きかった。
スペインには別の特徴がある。
攻撃的だ。攻撃に命をかけている。
−だけどあなたはセビージャのシステムに直ぐ適応したね。
うーん…。
移籍が急に決まったのでチームメイトと一緒にほとんど練習できなかったんだ。
実際サンプドリアにいたときセビージャが僕を欲しがっていると聞いて
ものすごく驚いた。
それに僕はサンプドリアでレギュラーだったのでチームから出るなんて
考えられなかったんだ。
−でも、離れた。
そう、ここに来た。とても早かった。
−以前リーガでプレーした唯一のリトアニア人であるエドガラス・ヤンカウスカスが
あなたがセビージャでプレーすることは奇跡だと言っていた。
リトアニアではあまりサッカーに夢中にならないそうだね。
そうなんだ。友達とスポーツをするのは普通はバスケットボールなんだ。
−だけどサッカーと出会った。
面白いことに僕はテレビでもサッカーを見たことはなかった。
僕がプレーしていたのはバスケットボールだったから
サッカーのことは想像するだけだった。
だけど友人とバスケットボールで遊んでいるときボールが床に落ちそうになった。
そのとき足で蹴ったんだ。
それが全ての始まりさ。8歳だった。
そして今まで続いている。
−セビージャはあなたの買取りオプションを行使しようとしている。
この件について何か知ってる?
いや、彼らはまだ何も言ってこない。
新聞で読んだからそんな話があることは知っている。
でも今心配する話題じゃないよ
−本当?
もちろん。これから起こること、あるいは起こらないことを考えて
僕は良いプレーをしなければならない。
−最後に教えてほしいんだ。あなたはとても有効なスローインをするね。
OK、了解(笑い)。
力と技術の融合だよ。そしてもちろん練習も。
負担になるから試合の前日は練習しない。その前か後に練習するんだ。
毎週計画を立てて実行している。
abc より