2009.12.16 クラブワールドカップ・準決勝
バルセロナ 3−1 アトランテ
バルセロナは決勝進出
2009.12.16 ヨーロッパリーグ・グループリーグ第6戦
ビルバオ 0−3 ブレーメン
カステジョン戦でゴールしたソシエダ・ラバカさんのインタビュー。
−ゴールゲッターとして最高の日じゃなかった?
ラ・レアルが勝ったからそうだね。
僕は得点するのに慣れていないからいつだってゴールは嬉しい。
だけど僕はチームが3ポイント獲得し、
順位表のトップにいるから満足していると何度も言うよ。
−このチームで得点するのはフォワードだけではないね。
チームがフォワードの選手だけに依存しないことが重要だ。
フォワードは前線から守備をしてチームを助けるという大変な仕事をしている。
フォワードだけでなく他の選手もゴールできるというのは良いことだ。
−アンソテギがよく得点している。
彼は3ゴールしている。さらに多くのゴールチャンスもあった。
我々にとってセットプレーはチャンスだし、その機会を利用することが必要だ。
アンソテギはレアル・ウニオン戦でそこからゴールした。
−ライバル心がある?
(笑いながら)もちろん。
ボールがどう転がるか小さな運も必要だ。僕にはそれがあってゴールできた。
−試合はどんな感じだった?
特に際立った試合ではなかったと思う。
しかし僕らだけでなくどのチームにも大切なのは3ポイントを獲得することだ。
僕たちはカステジョンが最初からロングボールで来ることは分かっていたから驚かなかった。
だけど後半ボールをキープして試合をコントロールする方法に変えてきた。
−でもこの戦術は良かったんじゃない?
確かに良かった。最後に勝利できればどの方法も価値がある。
ゲームに効果があればそれも良かったんだけど、僕たちは最少得点で勝つことができた。
試合の進め方の違いによって、例えば点を取りにいく試合、
45分間を防御に費やす試合によって、この方法が必ずしも効果的だとは限らない。
−最後のカステジョンのニコ・メディーナのシュートは何か頭を過るものがあった?
冷や汗が出たけど論理的だった。
終盤にチーム全体で攻撃を防いだことは評価されなければならない。
みんな守備に力を入れた。
セットプレーにはきちんと対応できたし、チームは完璧に防ぐ方法を知っていた。
全然ネガティブじゃなかった。
本当は僕たちはもっと試合をコントロールしなければならなかった。
それはできなかったけど、チームは良いディフェンスをした。
実はピッチの状態が悪くて、僕たちはみなスパイクを取り替えたんだけど
状況は変わらなかった。
カステジョンは勝利を必要とする状態だったのでプレッシャーは当然だった。
彼らは失うものは何もなかった。
僕たちは試合をコントロールすることができなかった。
−チームは相手に得点を与えていないね。今シーズンは8試合も完封している。
それは重要なことだと思う。
最終的に昇格するためには得点すること必要だけど、同様に失点しないことも重要だ。
ライバルチームより上の順位にいると良いのは確かだ。
しかしチームに信頼を与えるから失点をしないということが重要なのは真実だ。
−にもかかわらずリコ・ペレス(5対1で敗戦)では苦しんだ。
ラ・レアルが得点で及ばなかったのが2チームある…。
それはチーム全体の責任だ。
しかしチームがより多くのにゴールを上げていることを強調することが必要だ。
ディフェンスだけでは昇格できない。
−セットプレーでしか得点できないと批評された、今は機能しているけど…。
サッカーはダイナミックなもの。
ネガティブに見ればそう見えるし信頼も薄くなる。
今僕たちは活発にプレーしているし、セットプレーからチャンスを作りゴールしている。
それに守備も良い。
ラ・レアルに必要なのはは、6月までこの調子で続けていくことだ。
−ベティス戦に勝利することは今年を最良の方法で終えるのに花を添えることにならない?
僕たちが求めているのは今年ではなく今季を良い形で終えることだ。
しかし僕らにはクリスマスに35ポイントに到達する機会があるし、
そのチャンスにトライしなければならない。
僕たちはシーズンが始まる前に昇格を約束した。
ラ・レアルはすでに32ポイント獲得している。素晴らしいことだ。
だけど僕たちには32ポイントでなく35ポイントで今年を終えられるチャンスがあるし
挑戦しなければならない。
僕らがそれを得られるかどうか確かめたい。
35ポイント獲得できる可能性があるのに32ポイントで納得することはできない。