オビエドの喜悲劇

すっかり忘れてましたけどセグンダAのバジャドリ、Bのラージョ、ともに勝って首位キープ。
バジャドリなんて2位に10ポイントも差をつけちゃって、これで昇格できなかったら大問題。
しかし再昇格に3年もかかるのか。
セビージャなんて最近年の降格時は1年で復帰したから甘く見てた。
まあこの時は絶対に戻らないといけないという意地があったからだろうけど。
この前年、降格する年ですがセビージャはダントツで弱かった。
早々降格確実にしてあとはアトレチコが有力候補。
それにしてもこのときアトレチコが降格したのが今でも信じられない。
だってすごいメンバーでっせ。
思い出せるだけでもバレロン、バラハ、ベイブル、モリーナ、カプデビラガマーラ
ソラリ、ハッセルバインク…。
確かこのチーム、ラニエリさんが壊してくれたのよね。
話戻して、セビージャ、アトレチコ、あとひとつの椅子をオビエドベティスで争ってました。
ここでセビージャは素敵な作戦に出たんですね。
道連れ降格。
ホームのオビエド戦、わざと負けました。
オビエドにさっさと3点取らせて、最後にちょろっと反撃して2点取り返す。
2−3で負けてオビエドに勝点3をプレゼントしました。
ベティスはこれが響いてポイント及ばず降格。
解説の金子達仁さんが『死なばもろとも作戦』と言ったのが忘れられない。
そんなんだから翌シーズン、相手を置き去りにして1部復帰したいということで頑張ったのでしょう。
80ポイントも獲得して1位で昇格しました。
ベティスも75ポイント取って2位で復帰というのは想定外だったかもしれませんが。
さてクダラナイ(なんて言っちゃあいけない)ライバル意識のおかげで命存えたオビエドでしたが
翌年は逆の扱いを受けてしまいます。
例によって残留争いに加わったオビエドですが、今度は相手が悪かった。
降格候補がソシエダオサスナだったんですね。
この2チームと少し余裕のあったビルバオバスク連合が勝点を融通しあった結果、惜しくも降格。
このころは仲の良かったバスクチームですが、今シーズンは駄目だな。
関係悪化もあるけど、自分のチームのことで精一杯だ。
オビエドは以後浮上できぬまま、それでもセグンダBあたりまで戻ってきたのかな。
よく知らん。
浮上できないと言えば降格したばかりのマラガも危ないですね。
セグンダAからも落ちそうな位置にいます。
ここも主力ごっそり出しちゃったからね…。
マラガも名門チームとはいえないけれど、ちょっと前のUEFA杯ベスト8に輝くチームだ。
同じくベスト8になったことのあるラージョも復活の気配を見せてるし、もう少し頑張ってみましょう。
数年前のダントツ最下位、今やスーパーカップ王者セビージャはカルタヤで合宿中です。
本日のみ午前11時と午後6時の二部練習。
そして祭りの最中のセビージャに帰還してUEFA杯を戦うわけだ。
強いチームも大変。