5日目

2017.3.26 LaLiga 1|2|3 第31節 
   カディス    0−1 テネリフェ
   ヘタフェ    2−0 ルーゴ
   レウス     0−0 U・ムルシア
   ミランデス   1−3 ウエスカ
   セビージャB  1−0 コルドバ
   エルチェ    0−3 サラゴサ



マルティを見る カディステネリフェを観戦のため
カディスへ遠征。
まずスタジアムにてチケット購入。
もう売り切れの席もある。
ホテルを出発するテネリフェを見に行く。
ファンが30人くらいいる。
選手が出てくる度に歌を歌ったり声援を送ったり。
選手はまず驚き、嬉しそう且つ恥じらいの表情を見せる。
なかなかカワイイ。
試合はどちらにもチャンスがあるような無いような。
両チームとも詰めが甘い。
テネリフェとしては上位相手のアウェーゲームだから
引き分けで上出来かなと思っていたら得点した。
攻めどころが無いような感じでGKと最終ラインが
パスを繰り返す。
と、サイドの選手にスルーパスが出て前線まで駆け上がり
中央へパス⇒ゴールという少し前には考えられなかった流れ。
このスタジアムで試合を見たいとずっと思っていた。
カディスファン良いですね。
熱いけれど品がある。
カディスを懸命に応援するけど相手選手を罵ったりしないし、
得点して喜ぶテネリフェファンにブーイングもしない。
最後にテネリフェファンがエールを送ると拍手で応える。
今度は純粋にカディスファンとして訪れたい。


セビージャに戻るため列車に乗るとテネリフェファンがいた。
「あなたのこと見たことある。ホテルの前にいたでしょ。
 テネリフェ見に来てたの?」と話しかけられる。
「日本から来たマルティファン」と身分を明かすと
5〜6人が一斉に話し出す。
「それは遠いな。何時間かかるの?」
「マルティは偉大なキャプテンだった。今は偉大な監督だ」
「これガクと一緒に撮った写真よ。私の孫じゃないわよ」
「彼は足がとても大きいんだ。バスケの選手だったんだ」
と同行者の話を始める人もいて収拾がつかん。
彼らはチームと一緒にテネリフェからやって来て、
同じ飛行機で帰るためセビージャ経由でマラガへ向かう途中らしい。
しかし全席指定の列車で同じ車両になるとはなんたる偶然。
座席が離れていて走行中解放されたのは幸いでした。
セビージャ駅で“Buen viaje”とお別れ。