siempre me he encontrado con una buena calidad humana

2008.10.15 ワールドカップ予選
  ベルギー 1−2 スペイン
    フェルナンド・ナバーロ(スペイン)は出場せず


終了。
セビージャの代表組で昨日試合に出た人ゼロ。
みんな怪我しちゃったし元気なF・ナバーロとスキラッチ(こちらは親善試合ですが)はベンチだし。
まっ、いいか。
アドリアーノがグループ練習に戻れたというのは良いニュース。


またまたマルティーのインタビュー。Diario de Mallorca 10月13日掲載分。
−初登場で1分間だけ試合に出場し移籍。またマジョルカに戻ってきて新たな挑戦だね。
     以前マジョルカに在籍していたときはプレーチャンスがなかったので
     マジョルカに戻ってプレーしたいという大きな希望を持っていた。
     いつも心でクラブのことを思っていたのでとても嬉しい。
−その思いが実現するのにはあまりに遅くない?
     全然。遅いと思わない。
     僕は良い関係のままクラブを出たので思いが固まってしまうことはなかった。
     僕が勝ち取ったものはすべて印象的なものだ。5つのタイトルがある。
     だけど僕の誇りは8年間で350試合以上に出場したことだ。
     監督たちは僕を戦力として考えてくれた。そしてそれは本当に大切なことだった。
−エンゴンガは"罪人"じゃない?
 カンテラの選手は実力が上がっても彼がいたおかげで試合には出られなかった。
     僕がマジョルカ時代チャンスを与えられなかったのは、
     単に僕が監督の信頼を得られなかったからだよ。
     実際エンゴンガは彼の経歴の中で最高の状態にあったし世界的にもトップクラスだった。
     僕は現実を受け入れ機会あるごとに彼から学ぼうとした。
マジョルカではリーダーだと感じる?
     いや。僕がチームにできることはこれまでの経験を伝えていくこと。
     ロッカールームには若い選手たちがいる。
     僕が既に体験した状態にある仲間たちを手伝うことができる。
     それぞれにチームでの役割があり、みんな理解している。
−ロッカールームはどう?  
     大事なのはグラウンドの外と同じように充実していることだ。
     たくさんの経験と若さの良い融合、そして仲間意識がある。
−戻ってきて我が家のように感じているみたいだね。
     それは素晴らしい雰囲気だからだよ。
     ベテラン選手たちはロッカールームですぐ適応できるように気を遣ってくれた。
     彼らは「ここはファミリーであり今後もそうあり続けたい」と言ったんだ。
     それは賞賛に相応しい言動だ。
−あなたはスペインのチームのロッカールームの様子をたくさん知っているよね。
     実際僕はいつも素晴らしい人たちと出会ってきたということだ。
     セビージャではスペイン人が3〜4人しかいないこともあった。
     それは僕たちとは異なった多くのサッカー選手の文化にも遭遇したということだ。
     だけど同国人だけと同じように雰囲気はとても良かった。
     マジョルカではほとんどがスペイン人で、自分もそうだと感じる。
−今成績は8ポイントだ。これは多い?少ない?
     多くも少なくもない。
     もしサンタンデールで負けていて、スポルティングには勝っていたら
     マジョルカは前進していると言えたんだけど。
     難しいシーズンだし僕たちは焦らずに物事に取り組んでいかなければならない。
−危機を逃れるためのポイントは?
     繰り返すけどチームの団結は素晴らしい。
     僕たちの可能性を信じることが大切だ。
     ありもしない窮地を想定して恐れたり、順位表の下のほうにいないということは
     必要なことではない。
     僕は個人的には試合後とに5人の攻撃的な選手を擁しているチームが
     とてもプレーしやすいし、そこがスペインサッカーに足りない何かだと思う。
マジョルカでの最終的な目標は?
     まず日曜日にベティスに勝利し満足する。その後ひとつずつ試合を積み重ねていく。
     UEFAは上位6チームだから難しいけど、いつも躓くチームが出てくる。
     そうすると僕たちはそこに食い込むことができる。
ピボーテはひとりだけのほうがプレーし易い?
     全くその通り。
     実際にはこのポジションのチームメイトとはお互いに理解しあっていて問題ないので
     ピボーテが1人でも2人でも大丈夫。
−マリオ・サンチェスはどう?
     彼は大きな影響力を持った選手だ。
クレーベルサンターナは?
     彼は相手のエリアまで迫れる選手だ。さらにゴールも狙える。
−クラブの売却の話題には大きな影響を受けた?
     いや、僕たちに大きな影響はない。
     クラブはいつもすべての約束を果たし僕たちに安心を与えてくれた。
     僕らは僕たち自身の仕事を全うし、幹部は彼ら自身の仕事をしなければならない。
マジョルカのファンは冷めてる?
     セビージャと比較しちゃいけないよ。あそこは普通じゃないからね。
     陸上競技場のトラックはファンと選手をあまりに遠ざけすぎて
     時々声援が聞こえないことがある。
     観客のブーイングが聞こえないときもあるけど。
−あなたのチームメイトだったアントニオ・プエルタの死後、サッカーは変わる?
     サッカーだけでなく生活も変わる。
     僕は18歳のときに父を失った。これは不幸の中でとても人を成長させる。
     プエルタは僕の友人だった。この若者がどういう人生を歩んだのか考える。
     今思うのは彼の家族を支援していこうということ。息子もいるし。
−彼の亡くなった日はどのように思い出す?
     まったく思い出さないようにしている。
     そのことが頭に浮かんだらほかのことを考えようとしている。
     だけど彼に何が起こったのか思い出すのは避けられない。
     僕はサッカーの試合をするたびにプエルタのことを思い出すだろう。
−8月28日に彼が亡くなってから1年が経った。何を思った?
     彼の奥さんと息子さんのことを思った。
     息子さんが大きくなったら彼の父親がどのような人物であったか話したい。
     僕たちは個人的に深く交際していたんだ。
−サッカーはあなたに友人を与えた?
     若い頃からたくさんの友人がいる。
     またセビージャやテネリフェにも毎週話す友人たちがいる。
−あなたはセビージャのスポーツディレクター・モンチのことをよく知っている。
 彼が優秀な選手との契約に成功するのはなぜだと思う?
     彼はサッカーとその家族のために生きている。とても良いアドバイスをしてくれる。
     彼は馬鹿げたことをせず世界中から安心して選手を選ぶコツを知っている。
     とても頼もしい人物だよ。