気分はもう VACACIONES

セビージャは順位も確定し、I Champions for África も無事に終わり、
ヒメネス監督続投がほぼ決定し、夏季休暇の予定も発表されて
今シーズンが終了したような雰囲気が漂っていますが、まだ1試合残っています。
終戦を華やかに飾りたいものです。
が、しかし、3人もの選手がサスペンションで出られません。
ピチーチを狙っていたルイス・ファビーアーノと
新ゴールゲッターとなりつつある(笑)ファシオが累積警告で、
ダニエウ・アウベスが一発レッドで、一足早く夏休みでございます。
まぁ対戦相手のビルバオにも出場停止が3人いるから条件は一緒ですけど。
アウベスなんか最終節と来季の開幕戦の2試合出場停止だもんね。
これまでのセビージャなら規律委員会に「カード取り消してくだせえ」とお伺いを立てるところですが、
今回は放置。
ファビアーノはピチーチの可能性が無いわけではないけれど大変難しいし、
ファシオは到底無理(笑)。
完全な消化試合ですから。
それに多分来シーズンはセビージャにいないであろうアウベスの減刑を求めるほど
お人好しじゃないってか。
アウベスとしてはサンチェス・ピスファンでプレーをしてファンにお別れを言いたかっただろうし、
新チームでは開幕戦から出たかったでありましょうが、それは叶わず。
ちょっと気の毒だす。
(それにしても喧嘩両成敗で同時に退場したはずのベティスのアルスは
1試合のサスペンションというのが解せない)


セビージャの休暇は5月19日から7月7日まで。
7日と8日の午前中に分けて身体検査をし、午後から練習だそうです。
今回は休みが長くて良かったと思っていたのですが、そうでもなかった。
欧州選手権があるのを忘れていました。
出場の可能性があるのはエスクーデとパロップだけですけど。
もっとも現在おフランスにて怪我の治療中であるエスクーデが
欧州選手権でプレーできる可能性は50%とフランス協会のドクターは仰っています。
第3GKの地位を確保したかに見えたパロップディエゴ・ロペスなんぞが好調だから危ないっすか。
外れたら2人の休暇は長くなりますが、欧州選手権落選組も休んではいられませんでした。
ドラグティノビッチ(セルビア)は5月24日対アイルランド、28日対ロシア、31日対ドイツ。
ポールセン(デンマーク)は5月29日対オランダ、6月1日対ポーランド
アイルランドを除いて欧州選手権出場国相手の最終調整役ですな。
デ・ムル(ベルギー)は5月19〜25日オリンピック代表の合宿。
ヨーロッパ以外の選手もカヌーテとケイタがマリ代表として2010年W杯予選4試合の予定。
6月1日対コンゴ、6日対チャド、13日と22日に対スーダン
と言うことはまだ発表されてないけどコネ(コートジボワール)もあるんだろうな。
一足早く休暇に入ったと思っていたファビーアーノとアウベスもブラジル代表に召集。
5月31日対カナダ、6月6日対ベネズエラ。こちらは親善試合。
6月15日対パラグアイ、18日対アルゼンチン。こちらはW杯予選。
ファシオ(アルゼンチン)にもお呼びがかかっています。
5月24日親善試合の対カタルーニャ戦。
さらに愚考しますれば本来Bチーム登録のファシオはまだまだリーグ戦が続くセグンダ
セビージャ・アトレチコの選手として働く可能性もあり。
やっぱ休みは長くなかった。
とにかくみなさん、7月には元気でお戻りください。…って、まだシーズン終わってないよ。
VACACIONES mode はアタクシの頭だ。

最終節を待つサンチェス・ピスファン