せっかくバルサが負けて、再び首位に立つお膳立てをしてくれたのに
そのチャンスを活かせないセビージャ。
自分は人の良いチーム、詰めの甘いチームだなあと思いましたが、スペインの新聞は辛辣。
『ROMO(間抜け)』ですって。
それも地元紙だ。その率直さは好きですが。
昨夜やっとバレンシア−エスパニョール見た。
両チームが落ち着きなく攻めあって面白かったけど、一番印象に残ったのはアジャラの怪我。
あれ見て、ミジャとクーロ・トーレスを思い出した。
ミジャは頭切って、ホッチキスで縫ってた。
そして試合に戻ってすぐヘディングかましてた。
もう見てるこっちのほうが痛くなりましたよ。
クーロも頭切ってホッチキスで治療。
しかしこちらはバチンと縫うたびに身体がビクンと反応するんだわ。
3針縫ったようですが、その都度ビクン。こちらも一緒にビクン。
今回のアジャラは「手術現場」が大写しにならなくて良かったぁ。
ミジャはその後、パテルナの練習場でみかけました。
下部チームのコーチでもしていたのかな。
自分は初めてパテルナに行った時にマルチェナとカネイラの写真を撮らせてもらいました。
それだけで充分で以後は見てるだけで満足なのですが、ミジャはそう思わなかったようで。
「この東洋人は写真が欲しいのにスペイン語ができないから頼めないんだな」と考えたのか
自分たちの前を何度もウロウロして隙をみせてくれるんですわ。
お気遣いはありがたいのですが、写真いらないんだ、ごめんね。
そういえばセビージャのレナトも気遣ってくれた。(2005年のこと)
練習場から選手が出てくるのを待って、みんな写真やサインをねだる。
自分たちはそれに便乗して選手と車をとっくり見物。
レナトは車から降りて写真撮影に応じたあと、見てるだけの自分たちは
気が弱くて頼めないと思ったのか(大違い)言葉が不自由で頼めないと思ったのか(一部正解)
車には戻らず待っていてくれてる。
でもごめん、いらないんだ。
「No tengo cámara」と嘘を言ってご帰宅願う。
(その後、マルティのサインはばっちりゲット)
次の日はスタジアムで非公開練習。
帰るところを見物に行く。
ここでもスタジアムから出てきたところを捕まるのだが、
車に乗ったまま対応する選手が多い中、レナトは降りて撮影に応じている。
また自分たちと目が合い、写真はいいのか?ふうに待っていてくれてる。
再び「ありがとう。カメラ持ってないんだ」と答え、見送る。
ホントに気遣いのできる親切な選手です。
でも写真はいらん。
このときはプエルタが面白かった。
門が開いて選手が高級車に乗って出てくる中、セカンドバッグを小脇に抱え歩いて出てきた。
それもプエルタをご存知のかたなら御想像いただけると思いますが、
クネクネというか、リズミカルによろよろというか、そういった歩き方で。
サインに応じてる間、背中向けて笑ってしまいました。
あれ以来プエルタを見るたびに、どんなに真剣にプレーしていようと笑いがこぼれてしまう自分です。
そんときのマルチェナ。ボケボケで誰かわからん。